【歩き旅】大山街道 Day8 その③ 〜さよなら大山〜
大山街道を制覇した余韻もさながら、この山を下らなければお家に帰れない。
下りは雷ノ峰尾根から見晴台を経由して阿夫利神社下社へ戻り、さらに女坂を使って大山ケーブル駅に戻るルートを採用した。
不動尻分岐の先から雷ノ峰尾根をその名の通りジグザグに降りていくと見晴台に到達する。靄がかかって景色があまり良くなかったのでスルー。
見晴台を越えてしばらくすると巨大な杉があった。元々、大山祇神を祀った山の神神社の御神木と他の木が下部で結合しているもので、「絆の木」と呼ばれているという。
橋を渡りながら進むと、その先には二重滝。水量は少ないが、かつてはこの滝も禊で利用されていた滝で、雨乞いの滝とも呼ばれている。
二重滝の隣には二重社がある。ここでは高龗神が祀られている。高龗神は八大龍王という名でも知られており、龍族の王とされる。そのため狛犬の代わりに龍が置かれている。
二重橋から10分ほどで下社へ戻ってくる。ここからは女坂をたどって麓を目指す。
女坂は道中に七不思議という見どころがあり、...