気の向くままにつらつらと。

歩きや自転車で巡った様々な場所を紹介します。ついでにその土地の歴史なんかも調べてみたりしています。

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気の向くままにつらつらと。

2020/12/27

【雑記】下北沢と上北沢って離れてない?ここから始まる地名の話


今回の記事を書こうとしたきっかけは、こっそり歩いている甲州街道歩きで利用した「上北沢駅」についての疑問から。上北沢駅は京王電鉄京王線の駅で、周囲は一言でいうと「住宅街」。新宿まで15分で行けるという立地から、若い世代の利用も目立つエリアである。一方、下北沢駅は小田急小田原線と京王電鉄井の頭線が交わる駅。「シモキタ」の愛称で知られる駅周辺には多くの小劇場や雑貨店などが並び、若者文化の象徴的なエリアとして馴染みが深い。さてここで2駅の位置関係を見てみると、思ったより離れていることがわかる。上図は国土地理院地図より上北沢・下北沢の位置関係...

2020/12/06

【資料】和名類聚抄 郷名一覧


『和名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)』は、平安時代の承平年間(931〜938年)頃に作成された百科事典兼国語辞典。物事を表す漢字とその説明・読みが併記されているため、10世紀ごろの和訓を知るのに重要な資料となっている。巻数が十巻のものと二十巻のものがあり、構成が大きく異なっている。特に二十巻本には9世紀頃の律令制における国・郡・郷が網羅的に記載されており、地名学における基本史料となっている。本データは、国立国語研究所 日本語史研究用テキストデータ集で提供されている『二十巻本和名類聚抄[古活字版](https://www2.ninjal.ac.jp/textdb_dataset/kwrs/)』を一部改変して作成したもので、国・郡・郷・読み(漢字表記・一部注釈も含んでいる)を調査するためにWeb上で公開したもの。データの利用については上記リンク元の条件に従っているが、不備などがあった場合公開を停止する可能性もある。※データ量が大きいため、読み込みに時間がかかる場合があるのでご了承いただきたい。 ...