【歩き旅】水戸佐倉道・成田街道 Day5 その②
引き続き酒々井宿を歩く。下宿に入ったところに麻賀多神社がある。天喜年間(1053年)頃に酒々井の集落が発祥した際に創建されたと伝わる。本佐倉城が築城されてからは千葉氏が篤く信仰していたようだ。緩やかな下り坂の途中に「下り松三山碑」との案内があり、石碑などが置かれていた。左から文政8年(1825年)の庚申塔、文政8年(1825年)の馬頭観世音碑、文政13年(1830年)の出羽三山供養塔が並ぶ。出羽三山供養塔はよく見ると坂東西国秩父の百観音供養塔も兼ねているようで、当時の酒々井の人々が「講」という形で各地への旅を楽しんでいたことがわかる...