【歩き旅】水戸佐倉道・成田街道 Day5 その③
台地の隙間に谷津田が広がる。水路脇に女人講中によって三界萬霊供養塔として建てられた地蔵がおいてある。文政4年(1821年)建立の地蔵だが、今でも定期的に帽子が交換されており、永らく地元に愛されていることが伺える。国道51号に合流し、しばらく進めばこの旅最後の自治体・成田市に突入する。中央分離帯の手前で右手の旧道に入り、しばらくすると国道409号に合流。台地の縁にある小さい坂の上り下りを繰り返す。国道51号を今度はクロスし、一本松通りに入る。民家の脇にある墓地から独立して、「和算家飯島武雄の墓」がある。安永3年(1776年)下総国金江...