【歩き旅】山の辺の道 Day2 その①
山の辺の道2日目。石上神宮より北上して平安神宮を目指す。楼門前を東に進み、神宮の奥へと進む道がルートに指定されている。石上神宮の敷地を抜けると、布留川へ降りていく道がある。ここに掛かるなんの変哲もない橋は「布留の高橋」と呼ばれる。もちろんこの橋は近年架けられたもので、かつての正確な位置は不明だが、万葉集にも詠まれるほどの橋であった。当時の技術としては川底から相当高い位置に掛かっていたようで、珍しいものとされていたのだろう。また、この橋周辺に住んでいた人が「高橋」姓を名乗り、それが全国に散らばったことから、「高橋」姓のルー...