【歩き旅】山の辺の道 Day2 その③
藤原町の集落に入ると、白山比咩神社の前に出てくる。由緒は明らかではないが、元禄4年(1691年)、寛政4年(1792年)銘の石灯籠が残されている。広々とした境内で小休憩させてもらった。神社の向かいには明治時代に廃寺になった観音寺の後身である藤原観音堂がある。集落を抜けると何度目かの田園風景。農業用水のような地蔵院川を越えて、田んぼゾーンを抜けると現在では藤原台として整備されている住宅街エリアとなる。古い地図を見ると一帯は旧日本軍の射撃場だったようで、現在でも自衛隊の射場や寮、墓地があるようだ。白毫寺への案内に沿って森の中へと進んでい...