【歩き旅】碑文谷道 その②
わくわく広場の向かいの細道を入ったところに「国藏五柱稲荷大明神」があった。小さな祠で由緒も不明である。「国藏」とは何を指すのだろうか。「五柱」は祀っている神様の数であろうが、祭神の記載等はなかった。なお、2020年頃に隣の区画に移転し、その際に社殿などが新調されたようなので、永く地元に根づいた神社なのだろう。進んでいる道は品川用水の桐ケ谷分水跡。北側に長應寺という古刹がある。元々は文明11年(1479年)、三河国西郡(現:愛知県蒲郡市)に上ノ郷城主・鵜殿長将によって創立。永禄5年(1562年)に上ノ郷城が落城した際に長應寺も被災した...