【歩き旅】大山街道 Day7 その④ ~大山参道の坂を上る~
三の鳥居をくぐって、ついに大山阿夫利神社参道へ。江戸火消しいろは48組のうち、京橋あたりを担当していた「せ組」が建てたことから「せ組の鳥居」とも呼ばれる。
このあたりは小字を新町といい、寛文6年(1666年)に発生した大洪水の被害のため、子易村との土地交換を元に作られた町である。
新玉橋で鈴川を渡ると小字別所町。このあたりから鈴川に沿って門前町が続いていく。
門前町には旅館が多数並ぶ。その旅館の敷地を囲うように名前が刻まれた玉垣が並んでいるのが少々異質かもしれない。
大山の旅館の多くはいわゆる「宿坊」であり、神...