秩父三十四カ所巡礼の旅 Day0 〜思い立ったが吉日編〜
先日から秩父札所巡礼を行っている。
というのも、今年は12年に一度の午年総開帳の年なのだ。
(参考:秩父三十四観音霊場|秩父札所連合会公式サイト)
札所巡礼といえば、有名なのは四国八十八カ所巡りだろうか。その秩父版は計三十四カ所の札所をめぐる巡礼となる。
近畿地方を中心とした「西国三十三カ所」、関東地方を中心とした「坂東三十三カ所」と合わせて、「日本百観音」の一角を担っている。
埼玉県の秩父地方を中心に、秩父市・横瀬町・皆野町・小鹿野町を巡る100km超の道のりとなる。札所間の間隔が大きい所では巡礼者の多くは車やバス、自転車なんかを使って移動することが多いが、私は発見してしまったのである。
「巡礼古道」なる古くからの道があることを。
(参考:江戸巡礼古道-散策・ハイキング-秩父観光なび-)
普通の人がやらないことをやる。
そこに美学を感じてしまった私は、そそくさと準備を始めた。
今年いっぱいをかけて、全札所を巡礼古道を使って徒歩でめぐろう!まだ3ヶ月ちょっとある!と思い立ったのも束の間、午年総開帳は「11月18日」までと書いてあるではないか!
果たしてこのシリーズは、無事完結することができるのだろうか…。
世界の平和を祈願するため、私は秩父へと足を運ぶのであった。