気の向くままにつらつらと。

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©こけ
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2014/08/27

水戸街道のルート地図を作成してみた


※2018/08/28
水戸街道の歩き旅記事書き始めました。
http://rekisanpota.blogspot.com/2018/08/blog-post_28.html


先日、品川にある「街道文庫」に赴いた。
(街道文庫は場所を点々としており、今年の7月に訪れたときには、品川区北品川2-6-12 ハイツ品川101が住所だったように思う。)

目的は旧水戸街道のルートがわかるような資料探し。
水戸街道は片道100km程度と程よい距離であるし、ほとんどが平地であるためツーリングに向いていると考えたためだ。

店主一人、街道や地理関連の本が所狭しと並ぶ中で、黙々と地図とにらめっこしている。
水戸街道のできるだけ詳細な地図が1冊にまとまっているものはないかと訪ねたところ、まず挙ったのが、山本鉱太郎著「旧水戸街道繁盛記」であった。
(参考:Amazon.co.jp: 新編 旧水戸街道繁盛記: 山本 鉱太郎: 本

私もこの本の存在は知っていたが、店主曰く、読み物的要素が強く、街歩きの地図としてはやや古いという。
次いで提案されたのが、松戸市立博物館の企画展「水戸道中 宿場と旅人」の図録であった。
(参考:CiNii 図書 - 水戸道中宿場と旅人 : 企画展

この冊子には付録として50000分の1の地図上にルートがトレースしてあるものが付いている。見せてもらうと、なかなか良さそうな雰囲気である。
元々水戸街道は江戸から水戸まで直線的なルートを採っているので、極端に折れ曲がったり道が不明瞭な箇所は少ない。この地図があれば旧街道を正確に辿ることが出来るのではないか。

とはいえ、平成10年の企画展であり、使用している地図もそれなりの時代のものであろう。本当に旧街道をなぞることができるかどうか不安になってきた。

そこで、現在の地図上にこの冊子の付録を元に、水戸街道の道筋をトレースしてみた。



意外にイケた。

今後はこの地図をベースに、水戸街道のことも調べていこうかと思う。

2 件のコメント:

  1. 初めまして 私は千葉県柏市在住 70歳です 柏市を通過する水戸街道に興味を持ち
    水戸まで歩きたいと思います とは言えコースがわかりません 松戸市立博物館企画展
    水戸道中宿場と旅人の図録からコースを作成されたとのことですがこの企画展の図録はいかにして購入できましたか 教えていただければ幸いです

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    1. 管理人のこけです。
      コメントありがとうございます。

      「水戸道中 宿場と旅人」につきましては、記事でも紹介している品川宿にある「街道文庫」さんで購入しました。
      ただ購入は3年以上前であり、さらには私が手に取った図録は最後の一冊だったように記憶しています。

      また図録中の地図には明らかな間違いがいくつかあったため、最終的には迅速図や先人のウェブ上の記録を頼りにルートを推定していった個所もあります。

      水戸街道には時代によって複数のルートが利用されていた区間もあるため、一概に正しい道筋を断定できないという特徴もあります。

      書籍の形で地図をお求めであれば、上記の街道文庫さんで尋ねてみるか、最寄りの図書館のリファレンスデスクを頼るのも良いかもしれません。

      あまり参考にならなかったかもしれませんが、何卒お気をつけて街道歩きをお楽しみ下さい。

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