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2024/01/09

【雑記】全国通訳案内士 免除を考える


通訳案内士を目指すかどうかわからないけども、何か勉強したいなーと考えている。

以降の情報は基本的に2023年度の情報をもとにまとめている。

全国通訳案内士試験概要

筆記試験の免除

全国通訳案内士の試験は筆記試験と口述試験があり、筆記については複数の科目がある。

試験形態科目備考
筆記外国語英語など10言語から選択
筆記日本地理
筆記日本歴史
筆記産業・経済・政治及び文化に関する一般常識
筆記通訳案内の実務
口述通訳案内の実務選択した外国語で別日に口述試験を実施。筆記試験合格者のみ受験可。

試験項目が多岐に渡るので、なかなか受験するには思い切りが必要。そんなとき有効的に利用したいのが科目免除。筆記試験については昨年度合格した科目は免除とすることができるのだ。

ただし、前年合格していることが前提。そうなると2カ年計画で勉強していく必要があるのだが、各科目には各試験の前年合格以外にも他資格・試験の合格をもって免除となるような条件がある。

ただし、資格によって有効期限があったり難易度に差があったりするので、すでに資格を持っている人以外はどの資格をもって免除とするか、それとも免除に頼らず試験を受けたほうがいいかが異なってくる。

今回は自分に関係のある免除項目を備忘的にまとめているので、詳細は各自下記資料を参照してもらったほうがいい。

2023年度全国通訳案内士試験(国家資格)

英語免除について考える

外国語は英語前提で考える。英語免除は大きく英検 or TOEICの2つ。

資格有効期限
英検1級
TOEIC Listening & Reading Test 900点以上
前年4/1以降合格
TOEIC Speaking Test 160点以上
前年4/1以降合格
TOEIC Speaking&Writing Testの内、Speaking Test 160点以上
前年4/1以降合格
TOEIC Speaking&Writing Testの内、Writing Test 170点以上
前年4/1以降合格

なお、TOEIC S&Wは日常的に英語を利用する場面がない人にとってはL&Rより難易度が高くなるとのことだったので、TOEICについてはL&Rを中心に検討する。

英検1級はTOEICスコア何点に相当するか

英検とTOEICL&Rスコアは試験内容や評価基準が異なることから単純比較はできない。
その上で、Web上では参考値が記載されているのでおおよその目安とする。

得点参考サイトなど
955点トイグルEnglish
945点以上Gariben式
900点以上レアジョブ英会話

英検1級のほうがTOEIC900点よりも難易度が高い様子。TOEICは一度900以上を取得しても、免除のためには有効期限があるため、継続的に英語を勉強するという意味でも今回はTOEIC L&R900点以上を目標に学習を進めていこうと思う。

日本地理免除について考える

日本地理の免除については選択肢が2つある。
資格有効期限
総合旅行業務取扱管理者(JATA)
国内旅行業務取扱管理者(ANTA)

免除科目一覧にある「一般旅行業務取扱主任者」が改称して「総合旅行業務取扱管理者」に、「国内旅行業務取扱主任者」が改称して「国内旅行業務取扱管理者」になっているため、「総合旅行業務取扱管理者」か「国内旅行業務取扱管理者」を選べばいい。

難易度としては、「国内旅行業務取扱管理者」のほうが易しい模様。

参考:Japan Wonder Guide 

年1回の試験で過去問対策で対応できそうなこともあり、国内旅行業務取扱管理者の取得を検討してみる。

歴史免除について考える

歴史免除は少し前までセンター試験の日本史Bが使えたが、共通テストになって免除対象ではなくなったので、歴史能力検定日本史2級以上を取る他無い。
資格有効期限
歴史能力検定日本史2級以上

歴史能力検定日本史2級
は大学受験レベルとのこと。

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